liskのバージョンアップについて

日々更新される仮想通貨についてのニュースの中でも、lisk(リスク)についてのニュースが話題を集めています。liskは昨年から発行が開始され、今年5月の時点で1lisk=300円であったものが8月の4日間で1lisk=800円へと高騰をみせています。仮想通貨lisk(リスク)はどうしてこの短期間で急激な上昇をみせたのでしょうか。今回は「イーサリアム」に並んで人気のあるリスク(lisk)と呼ばれる通貨が高騰した背景、liskのバージョンアップについて解説していきます。

バージョンアップにともない、liskをめぐる動きから、バージョンアップによる影響から占うliskの将来性に関してもお話しします。liskに興味のある方、liskを購入している方はぜひ見逃さずご覧下さい。

liskとバージョンアップ

まずliskとバージョンアップの関係とはどのようなものでしょうか。liskの高騰した背景となるバージョンアップへのliskの柔軟性3つの特徴に分けてご説明いたします。

Java Script

liskは他の仮想通貨とは違い、開発言語に「Java Script」を使っています。JavaScriptとは開発言語であり、開発言語の中でも世界中のエンジニアの中で使いやすいと言われています。現在日常で使われているスマートフォンやパソコンなど家電をはじめ様々なものにこのJavaScriptは使われています。そのためJavaScriptは世界中でも扱えるエンジニアが多い言語となります。そのためliskの更新・バージョンアップでは開発に参加してくれるエンジニアを募りやすい環境であるといえます。

このようにliskではバージョンアップやブロックチェーンの改善・追加機能の開発や追加などに加え新サービスを生み出しやすい環境にあります。liskは今後どんどん柔軟なアップデートが繰り返されることが期待できます。

仮想通貨の中でJavaScriptを使用しているものはliskだけであるといわれています。そのためliskは他の仮想通貨と比較するとバージョンアップやバグの修正などが速やかに行われやすい特長があります。

サイドチェーン

liskはサイドチェーンを利用しています。通常、仮想通貨では取引情報の記載としてメインのブッロックチェーンのみを使用しています。ブロックチェーンはビットコインで使用されていることが有名です。このブロックチェーンは1方向にしか情報を保存しないため、コピーや二重取引、改ざんを防止しています。liskはブロックチェーンに加えサイドチェーンを加えて利用することで、複数のブロックチェーンを別々に移動させることができます。サイドチェーンによって処理能力が高い傾向があることはもちろん、liskでは過去の情報にさかのぼって修正・変更を行うことができます。通常の仮想通貨では分岐することなしで行うことの難しいバージョンアップや、バグが生じた時など。liskでは柔軟に対応することが可能です。

また情報がメインのブロックチェーンに集中しないため、比較的ハッキングされにくいという特長があり、セキュリティー面でも有効です。仮に何者かによってブロックチェーンをハッキングされてもハードフォーク(仮想通貨のルールを変更する際に古いルールを無視し新しいルールを適用することで古いルールの互換性がなくなること)をせず、修正を行っていきます。

ひとつひとつのサイドチェーンで違ったプロジェクトを進めることができる「分散型アプリケーションプラットフォーム(DApps)」を持っており、プラットフォーム上にあるアプリケーションに何か問題が起こっても、そのアプリケーションの開発者が問題をコントロールすることが可能です。リスクはサイドチェーンを取り入れることで万が一のトラブルが起こった時に柔軟に素早く対応できます。この面でもliskはバージョンアップや拡張性に優れた通貨であるといえます。

発行枚数の制限がない

liskの特徴の中にはもう一つ発行枚数の制限がないという点があります。ビットコインなど、他の仮想通貨では発行の上限があらかじめ規定されています。例えばビットコインでは2,100万枚という制限があり、すべての通貨の発行が完了した後については新しい通貨が発行されることはありません。liskの場合は年々、発行枚数を減らすという制限を設けているものの、発行の制限を設けてはおりません。そのためバージョンアップ等状況が変わった場合についても比較的対応しやすい通貨であるといえます。

 

liskのバージョンアップ情報

2017年8月liskのバージョンアップのニュースが投資家たちの間を駆け巡りました。
これはLISK(リスク)のCEOであるMax Kordek氏が2017年9月に大規模のバージョンアッププログラム「lisk core 1.0」をリリースするとの発言を受けてのものでした。9月以前のバージョンアップでは、liskプログラムは、0.~といった細かなバージョンアップが主流でした。8月にMax氏の発表したバージョンアップ予定は、これまでの改良を準備段階と捉え、仮想通貨としての内容についても大きく変更する予定であると発言しています。

liskバージョンアップ備え、市場からの期待は大きなものとなりました。Max氏の発表後の本年(2017年)8月19日から翌月の1日まで、わずか2週間弱の短期間でliskの価格は、220円から 903円のじつに4倍近くの高騰を見せました。

市場ではバージョンアップに対する期待が高く、待ち望まれていたもののスケジュールの遅延からliskのアップデートは同年12月へと持ち越しとなりました。liskのアップデートは明るいニュースとして期待されていただけに残念ではありましたが12月にどのようなアップデートが行われるのか、まだまだliskから目が離せそうもありません。

12月のアップデートでは、SDK(Software Development Kit)の配布を予定しているとの発表を行っています。SDKはソフトウェアを開発するためのツールです。このSDKはプログラミングを簡単に行うように様々なサンプルのプログラムを用意し使い方も説明してくれるといった便利なキットです。このキットを使えば開発経験が浅い人でもソフトウェアの開発が可能となるということです。このSDKをliskが配布することで利用者がlisk場で動いているアプリケーションを自由に開発することができるようになります。つまり簡潔に言えば、年末のSDKの配布で誰でも簡単にサイドチェーンの開発ができるようになるということなのです。liskのサイドチェーンの開発がハードルが下がることは今後仮想通貨の技術が広がっていくことを意味しており、liskの使用者はまずます増加していく可能性も期待できるかもしれません。

liskはこのアップデートを皮切りに、2018年にはリブランディングを行う構想を打ち出しています。リブランディングとは、時代や利用者に合わせブランドとして利用者離れを防ぐためにも大幅なイメージ改革を行いということです。現在漏れてきている情報によると、ドイツの企業と手を合わせ、研究を行い、ウェブサイトやロゴなどデザインのデザインを一新する予定であるということです。リブランディングの議場にはliskという通貨自体の名前を変更することも上がってきています。聞き馴染みの深いliskという仮想通貨の名前ですが、riskと混同されることもあり、イメージが良くないのではないかという声も出ているようです。

議論のなり行きによっては、liskという聞き馴染みの深い通貨名が消えてしまう可能性もあります。とはいえ、こういった積極的なブランディングへの姿勢も多くの投資家から仮想通貨として評価されている一因となっているのかもしれません。

今回バージョンアップという観点から仮想通貨liskについてご紹介させて頂きました。管理団体のいない仮想通貨は多くのエンジニアや有志の人間によって支えられています。数ある仮想通貨の中でも比較的協力者の得やすいliskについて学ぶことは、今後私たちがどのように仮想通貨と向き合っていくべきなのが、学ぶ大きなチャンスとなります。12月の大型バージョンアップに向けた市場動向について、期待が集まっていくことでしょう。

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