ビットコインを利用したビジネス

取引

2016年5月25日ビットコインをはじめとする仮想通貨に対する規制を盛り込んだ改正資金決済法が成立しました。法案では仮想通貨の悪用防止や利用者を保護するためにビットコイン等を扱う取引所を登録制にするほか、仮想通貨が資金洗浄等に利用されないよう講座開設時には本人確認を義務づける条項が付け加えられました。

法律が成立したことでビットコインについても現金やクレジットカード同様の支払い手段としてビットコインを利用したビジネスが増えてくるのではないかといわれています。

ビットコインを利用することでビジネスはどのように変わっていくのでしょうか。ビットコインを利用したビジネス上の利点についてお話してまいります。

 

ビットコインがビジネスにお勧めのワケ

2015年2月、ビットコインを利用した取引を受け容れる企業の数は10万社を超え、ビットコインのビジネス利用は今後もますます加速していくといわれています。仮想通貨であるビットコインを企業が取引手段として採用する理由は何なのでしょうか。ビットコインをビジネスに利用するメリットは様々です。

手数料が安い

企業がビットコインを利用する一番のメリットとしてまず挙げられるのは手数料の安さです。通常、クレジット会社での決済は2~3%、業種によっては5%を超える手数料を課されるのに対し、ビットコインを利用した決済ではトランザクションの承認のための手数料として0~2%の手数料を支払うだけで決済を完了することが可能です。ビットコインを決算に利用することで企業は高度な暗号化セキュリティを利用することが出来ますので、ビジネスにかかる費用を安く抑えることが可能となるのです。

決済処理取り消しの防止

オンライン上の取引でよく利用されるクレジットカードやPayPal。これらの決済手段を利用した「チャージバック詐欺」という手口の詐欺が急増しているといわれています。「チャージバック詐欺」はオンライン決算を行った商品の到着後、決済を行う会社にクレームをつけることで決済の中止を行い、商品を騙し取る犯罪となります。クレジットカード会社
やPayPalなど決済会社の入る取引では、売買の現場に立ち会わない第三者が入ることで消費者側に有利に判断を求められることも多く、事業者としては「チャージバック詐欺」などのリスクを負担しなければならない現状があります。ビットコイン決済に利用すること消費者が直接取引をすることが可能となりますので、事業者は不正によるコストを負担する必要がなくなり、お客さんに安く商品を提供することが可能となります。

国際取引が容易である。

インターネットが一般的となったことで近年、国を跨いだ商品やサービスの取引が急増しています。異なる通貨を利用した取引では銀行が仲介者となるため決済が完了するまでには3営業日程度の期間と海外送金のために5~10%程度の手数料が必要となります。ビットコインを利用したビジネス取引では決済が10分程度で完了するだけでなく、トランザクションの手数料のみで取引を完了します。ビットコインを利用したビジネスではネット上で取引が完了いたしますので海外での取引であっても国内同様の処理で完了することが可能です。ビットコインを利用することで物理的な位置に制限されることなくビジネスを加速します。

ビジネスの透明性を確保する。

多くの人を巻き込んだビジネス展開を行っていくうえで、活動を可視化していくことは必要不可欠です。特に上場企業では期末ごとに財政状態や業績を可視化した決算書(財務諸表)を開示していくことが義務付けられています。ビジネスを透明化していくことは投資家や金融機関の適正な評価を得ることにもつながっています。

ビットコインを利用した取引の履歴はすべてブロックチェーンと呼ばれる台帳に記載されます。ブロックチェーン内の情報はパソコン一つで世界中誰でも閲覧か可能であり、ビットコインを利用することで最高レベルとの呼べるビジネスの透明性を確保することが可能となります。ビットコインはその透明性から寄付や出資を募る場合にも有効な通貨となります。

透明性

ビットコインに関連する法案が整備されたことで今後ますますビジネスに活用されていくのではないかと考えられます。ビットコインは上記でご紹介させていただいた以外にも多くの特性を持っています。新しい種類の通貨であるビットコインの特性を上手に生かし、活用していくことでビジネスチャンスを拡大していくことが可能となります。

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