ビットコインの半減期って?

タイミング

ビットコインの取引は一定期間ごとに、すべての履歴がブロックチェーンと呼ばれる台帳に追記されています。ビットコイン自体には特定の管理者は存在しておらず、すべて有志のコンピューターリソースによって取引の承認作業が行われています。追記作業の手伝いに貢献したとみなされた者には、その見返りとして新規に発行されたコインを受け取ります。ビットコインの発行量はあらかじめ決まっているため、一定期間で報酬は半減されているといわれています。これをビットコインの半減期といいます。今回は過去の半減期の特徴や投資タイミングなどについてご紹介します。

 

ビットコインの半減期とは何か?

ビットコインの半減期とは何かを簡単にいうと「採掘で得られる報酬が半分になるタイミング」のことです。一般的に暗号通貨では価値の低下を防ぐため、あらかじめ発行量の上限を決め、徐々に発行数が少なくなるように設計されています。ビットコインも同様であり、総発行量の上限を2140年までに2100万枚と決めており、21万ブロック採掘される毎に報酬を半減するように設定しています。ビットコインは2009年に最初のコインの採掘が始まり、当時のマイニング報酬は50BTCでした。それが2012年の11月に最初の半減期を迎え、半分の25BTCとなりました。そして、2016年の7月には12.5BTCとなったのです。33回半減期を迎えると報酬は0になっていきます。

悩み

 

 

過去2回の半減期の特徴

ビットコインの半減期を理解する上でまず意識いただきたい項目としては「採掘者への報酬を下げること」はそれだけ「新しいコインが生まれにくくなる」ということを意味しているということです。仮にビットコインに対して、年間を通して程よい需要がありながらも供給スピードが半分になった場合、「新たな需要と供給のバランスが保たれるようになるまで価格が上昇する」ということになります。前項で述べたとおり、ビットコインの誕生以来、半減期は2012年の11月と2016年の7月に行われました。過去2回での価格変化について見ていきましょう。

 

・1度目の半減期(2012年11月)

ビットコインの初めての半減期となる2012年11月、ビットコインの価格は半年前1 BTC=

6ドルから、半減期時点で半年前の価格の2倍となる約12ドルとなりました。さらに半減期の半年後には、約20倍となる大幅な価格上昇が起こりました。

これは、2012年後半から徐々にビットコインの認知度が高まったことと、2013年3月のキプロス危機(キプロス共和国で生じた金融危機)による影響もあると考えられますが、1度目の半減期にはビットコインの価格は大きく高騰しました。

下降

・2度目の半減期(2016年7月)

半減期の約1ヶ月前、2016年6月時点では1 BTC=約600ドル、2度目の半減期である7月10日直前の価格は1 BTC=約650ドルでした。半減期を迎えた7月10日になった直後あたりから取引を待ち構えていた人で盛り上がり、少し買いが先行しましたが、その後売りが増えてビットコインの価格は下落しました。半減期の2週間後の価格も1 BTC=650ドルと半減期直前の価格とほぼ変わらず、あまり影響を感じない値動きとなりました。

ビットコインの関係者の間では大きな値動きがあるのではと言われていたものの、2度目のビットコイン半減期では、ビットコイン価格の大幅な上昇などの動きはなかったようです。

採掘報酬の半減について以前から予測されていたものであり、周知の事実となるためビットコインの価格への影響はないのではないか、そもそもビットコインの供給量自体が価格変動ほとんど起因していないのではないかなど様々な意見がありますが、3度目の半減期に向け観測が必要であると言えそうです。

 

投資のチャンスはいつなのか

ビットコインを利用している方にとって、最も興味があるのは投資のチャンスがいつとなるかということではないでしょうか。ビットコインは比較的価格変動の大きな通貨であると言われていますので、コインの価格が安いときに買い、値上がりした時に売るようにすれば、その差額が自分の利益となります。まだ2回の観測となりますので正確な見解とはなりませんが、過去2回の半減期について共通して言えることとしては「時期を迎える前に価格が上昇している」ということです。「ビットコインの半減期は定期的に訪れ、1万ブロック採掘されると報酬額が半分になる。」と決まっているため、次の半減期がいつとなるのか、タイミングを予想しやすい傾向があります。半減期を投資チャンスの一つとしてタイミングを見計らいながら挑戦してみることもオススメです。
これから
ビットコインは新しく生まれた通貨として、その安全性を保つために様々な仕掛けが採用されています。半減期にはビットコインの価値を守るために報酬を減少していくというだけでなく、この半減期を機会にビットコインの初期設計時のバグを潰し、より安全な設計を目指していくなどの目的があります。

ビットコインはFXなどと異なり、土日の取引も可能であるため、土日に取引できない投資家たちが、ビットコインの売買に参加してきている傾向があり、今後も様々な要因での価格変動が予測されます。ビットコイン独自の仕組みや過去の変動事例方価格の上昇傾向を把握することで、ビットコインへの投資はより正確なものとなります。自身で流れを分析していくこと手掛かりとして半減期についても意識してみる必要がありそうです。

 

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